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04/6/23(水)
IVH挿入
午前中に病院内の散髪屋さんで(美容院が無い)断髪する。
抗癌剤をすると、脱毛は避けられないだろうから。
それでも、少しだけおしゃれにしたい。と思う。

以前、イラクの人質事件で人質になっていた人の妹さんが記者会見で坊主頭にしていた。
あの時、彼女が素敵だったのであの髪型にしてもらうことにする。
幸いにも、散発屋さんにリクエストをするとご存じでやってくれる。

う〜ん??さっぱりしたけど、あの人のようには似合っていない。
まぁ、いいっか。。

    +  +  +  +  +  +  +  +  +

IVH挿入
抗癌剤を投与するには、薬液が漏れるといけないので太いカテーテルを心臓に近い所まで挿入する。

IVH挿入に際して危険性は、、気胸を起こす事があると説明を受けていたので、終わるまでドキドキした。

一番若い主治医がトライ。
・・・難しそう・・・

中堅のDrに変わって欲しい!!心の声。。。。。

私の声が通じたのか、中堅のDrに変わってすんなりと挿入してくれる。 

(;´ρ`) グッタリ

                   

04/6/24(木)
抗癌剤投与
お昼から、いよいよ抗癌剤投与。

エンドキサン・ダウノマイシン・オンコビン馴染みの薬液。
職場で目にしていたけど、それを自分に投与される事になるとは。

ダウノマイシンの真っ赤な液がポタリ・ポタリと体に入るたび毒々しいとは思いながらも、この液にエールを送っていた。

幸いな事に、吐き気・倦怠感が無くこの日は過ぎた。

Drより、「最近良い薬が出来た為ほとんど吐き気は無くなった。でも、倦怠感は(体のだるさ)どうしても、あるだろう」と、説明を受けていた。

点滴液は全てを合わすと3000ml以上となる。
身体から早めに抗癌剤を排出させる為多い。

お昼には利尿剤の投与。
どのくらい一日の尿量があるか調べる為に、患者は尿を貯めなくてはいけない。
これがまた一苦労する。

点滴台を押し、狭いトイレの中に点滴台を入れ、採尿して蓄尿機に入れなくてはならない。
この蓄尿は、退院するまで続いた。

夕方、部屋交代となる。
前と同じ4人部屋だけど、この部屋は同じ病気の人が集まっている。
病棟の一番奥の部屋の為、比較的クリーン度が高いのかも?
部屋には、セシールの社長から贈呈された、名前入りの大きな空気清浄機がドォ〜ン!!と、設置されていた。

注:セシールの本社は香川です。

白血球が少なくなると外に行けない事があるので、病室には冷蔵庫&トースターが備えついてる。
他の病室とは違うとこ。

準クリーン・・・白血球数が1000以下になると行動が規制される。
          部屋から出れるのは、トイレの時のみ。もちろんマスクをして!
          毎食後と、就寝前に蒸留水で作ったイソジン液で、うがいをしな
          けれならない。
          ベッドサイドには、カビを採る空気清浄機が設置される。
          お箸・ハブラシ・コップを特性の消毒液の入ったク容器につけて
          15分以上消毒。
          まるでプールの水を消毒してるのと同じ匂いがする。
          それをそのままで使用しないといけない。
          
   《食事制限》食事が変わる。生ものは食べれない。
           全てラップをして、何度もチン!してるみたい。
           もちろん、お茶も。
           ただし、加熱殺菌の表示のあるパック商品はOK。
           カップヌードルも熱処理をしているから食べれる。
           コーヒーはネスカフェはOK、ただし沸騰したお湯でないと駄目。
   
     《面会》   家族のみ
         
シーツ交換

☆お部屋の先輩のおばあちゃんが 「看護婦さんでも病気になるんやったら、田舎のおばちゃんが病気になっても仕方ないなぁ。」って、言われた。
『あのぉ・・。  天皇陛下だって癌になる時代なんですけど・・。』


04/6/25(金) 抗癌剤(ダウノマイシン)だけ投与。

今日も真っ赤な抗癌剤が身体の中に入る。
抗癌剤の前にステロイドが大量に投与されている。


04/6/26(土) 持続点滴は続行 今日も抗癌剤(ダウノマイシン)だけ投与。
1時間で終わる。

                    

04/6/28(月)
準クリーン
白血球 900に減り、準クリーンの仲間入り。

☆正常な人の白血球数 約5000〜6000


04/6/29(火) 入院後初めて両親の面会あり。
 
   


04/7/1(木) オンコビン抗癌剤 ワンショットで投与。
 
                  

04/7/5(月) 骨髄移植の提供者として合えば兄弟から提供してもらう事が一番適しているとされている為、姉の採血が行なわれる。

白血球 200と減る。 感染の危険性大。

04/7/6(火)
発熱 / 輸血
AM 5頃 :発熱 38℃
血液培養+解熱剤+抗生物質の点滴を受ける。

朝食の時はどうも無く全量摂取。

AM 8:30 悪寒戦慄 電気毛布使用してもがたがた震える。
        38.9℃まで上昇。

    ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・

PM 
輸血  *血小板 10単位
         *白血球除去赤血球 2単位

           
                     
    
04/7/7(水) 2〜3日前から脱毛がすごい。
Drに無理を頼んで待望のシャンプーをする。
でも、疲れた。


白血球 / 400   HGB / 6.6   PLT / 3.6


04/7/8(木)
輸血
今日は3回目のオンコビンのワンショットが予定されていたが中止となる。

輸血 *白血球除去赤血球 2単位

    
04/7/9(金)
準クリーン 
11日目にして解除

毎日白血球を増やす注射のお蔭で白血球は一気に増えて、準クリーン解除となる。
それにしても、白血球が増えたもんだな。


白血球 / 6000   HGB / 8.6   PLT / 5.7


04/7/12(月)
マルク
3回目のマルクは自分の為だと思うと、少々の痛みは何の事無い。

結果・・ 骨髄の状態も良い為、一旦退院の許可が出る。 (^^)V

                       

  
04/7/13(火)
一時退院
7/16(金)採血があるがそれまで特にする事がないなら、退院して通院してきて採血をしてもらう事とする。

夕方タ院となる。

帰りに主治医より 「化学療法で治るとは思わないで下さいよ.。」と、念押しされる。


・・・骨髄移植をしないと私の場合治る望みが無い事を、重々存じております。
何度も主治医!あなたから聞いてるじゃないですか。。。






04/7/26(月)
再入院予定
部屋の都合で、この日に入院出来ないかもしれないと言われている。
入院後もう一度化学療法予定。

  



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